tag:blogger.com,1999:blog-7801649817273939885.post2271691364310475771..comments2022-04-10T08:46:43.616+09:00Comments on 現実世界の経済学 Political Economy of the Real World : 賃金低下の動かざる証拠 就業構造基本調査からUnknownnoreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-7801649817273939885.post-89858439278540562792013-12-22T08:42:20.610+09:002013-12-22T08:42:20.610+09:00資本減耗の影響を除くために雇用者報酬を、雇用者報酬と民間法人企業企業所得の和で割った労働分配率の推移...資本減耗の影響を除くために雇用者報酬を、雇用者報酬と民間法人企業企業所得の和で割った労働分配率の推移を見れば2002年と2006年で2%強しか下がっていない。そしてそれは1980年代の平均水準と比べてかなり高まっていた1990年代中頃からの調整に過ぎない。労働分配率が90年代中頃に高まったことの皺寄せが一部の人に非正規という形で集中したのであり(時短による賃金低下は広くに影響したが)、企業が利益を独り占めするようになったかと思わせるような書き物は人々を誤った道に導くだけである。労働者への分け前である労働分配率の低下は小幅であり、その前の上昇を踏まえれば経済がうまく回っていた頃の平均よりもかなり高いのである。賃金が下がって購買力が落ちて経済が回らなくなったのではない。労働力が遊休され生産が落ちて経済が回らなくなったから賃金が下がったのだ。k.o.https://www.blogger.com/profile/01995546752429693174noreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-7801649817273939885.post-70125529441043956472013-12-22T08:02:09.440+09:002013-12-22T08:02:09.440+09:00労働分配率を見れば2000年代の好況時でさえ下落は資本減耗による資本分配の上昇によるもの程度に過ぎな...労働分配率を見れば2000年代の好況時でさえ下落は資本減耗による資本分配の上昇によるもの程度に過ぎなかった。そして1997年より前には大幅な上昇をしていた。1997年からの賃金低下はその労働分配率の上昇、高すぎる労働コストを時短によって減らすことで調整した結果に過ぎず、時短で調整しきれなかった分が失業や非正規労働となったのである。数字に振り回されて大局観に欠けた分析以前の内容。k.o.https://www.blogger.com/profile/01995546752429693174noreply@blogger.com