2013年6月4日火曜日

TPPと農業  モンサントと一味が裏庭にやってくるのはすぐ間近


 TPPに関連して、Andrea Brower という人がISDS条項(投資家・国家紛争処理に関する条項)の怖さを紹介しています。今では、よく知られていることかも知れませんが、具体例が記載されていますので、一部を紹介します。
 「こうした民間の裁判所は、会社の経済的利益をいつも政府の権利より優先します。NAFTAのISDS条項の下で、メキシコ政府はHigh Froctose Com Syrupに対する課税のために3つの別々の会社に訴えられ、1億7千万米ドル近くを支払わされました。ISDSの歴史における最高の貨幣的報酬は、昨年執行され、そのとき、エクアドルは彼らの石油契約を終わらせるためにOccidental Petroleum Corpに17億7千万ドルを支払うことを命じられました。わたしたちは、ニュージーランドにおける資産売却に関する最近の論争を考え、また民主的な過程と対話の結果であるべき決定がそうではなく会社の弁護士をスタッフとする海外の法廷でどのように決定されうるのかを考えなければなりません。
 米国政府とバイオテクノロジー/化学産業は、GEのために「共通の規制的アプローチを開発する」ための道具としてTPPAを使おうと一生懸命になっています。換言すれば、他国に反民主的、不透明、そして非科学的な米国の規制の体制を輸出しようとしています。これは、表示法を無効にし、GEについての厳格なリスク評価をする国の力を失わせ、承認されていないGEの汚染物に対して会社の責任を免除するものです。」
http://www.itsourfuture.org.nz/coming-soon-to-your-backyard-monsanto-and-gang/ 

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